10月例会 伊勢山

登山日 2016年10月2日

<コース概要>
やまざくら広場9:25 → 10:10展望広場10:20 → 11:10神坐の窟の上の展望岩11:15 → 11:30伊勢山頂上11:35 → 12:10空木城跡12:45 → 13:00神坐の窟13:05 → 13:50やまざくら広場

<コース紹介>
神戸ツキワ登山会の10月の例会は、姫路市の北部にある伊勢山に登りました。

コース概要は下のルートマップに示す通り、『やまざくら広場』から西へ登り、展望所を経由して神座の窟(しんざのいわや)から伊勢山々頂と空木(うとろぎ)城跡を往復した後、谷筋の木漏れ日の森から『やまざくら広場』へ戻る時計回りのコースです。(写真01a)

今回は会員外2名を含む、女性8名、男性13名の計21名が参加しました。

伊勢山へのアクセスは、姫路駅北口バス停から神姫バスで終点の緑台まで約40分で、姫路城から書写山の西側を通って北へ向かいます。
終点のバス停から約5分ほど北へ歩くと、登山口のある『やまざくら広場』へ着きます。

やまざくら広場で5分ほどストレッチ等の準備運動をした後、9時25分に西向きの登山口から登り始めました。(写真01b)

【 下のそれぞれの写真は クリックすると2段階拡大表示されます 】

01a 伊勢山ルートマップ 01b ヤマザクラ広場を出発
( 01a 伊勢山ルートマップ ) ( 01b ヤマザクラ広場を出発 )

緑の芝が生えた登山口を進むと、右手に『里山西コース』と書かれた標識があり、その先で渓流に架かる木橋を渡ります。(写真02a)

木橋からゆるやかな登山道を6分ほど登ると、今度は『展望広場』という標識があります。(写真02b)
やまざくら広場から0.3km、展望広場まで1.1kmです。

02a 渓流に架かる木橋を渡る 02b 展望広場への標識
( 02a 渓流に架かる木橋 ) ( 02b 展望広場への標識 )

展望広場に向かって徐々に勾配がきつくなり、芝生の登山道は木の階段に変わります。(写真03a)
登山道脇には、あちこちに栗のイガが落ちており、中からは無傷の綺麗な栗の実が取り出せました。 (写真03b)
他の山で見かけたイガグリの中身は、動物に食べられたものがほとんどで、これほど綺麗な栗は月例登山では珍しく、女性会員の楽しみが増えました。

03a 展望広場へ向かう 03b イガから取り出した栗
( 03a 展望広場へ向かう ) ( 03b イガから取り出した栗 )

数日前まで雨が続いたせいか、色々な色や形のキノコが目立ちます。松の木が多く、マツタケの山でもあることから、ついついキノコに目が向きます。
ムーミン谷に住んでいるスナフキンの帽子に似たキノコや、ムーミン屋敷の屋根の形をしたキノコなどが面白いです。(写真04b)

04a スナフキン帽子形のキノコ 04b ムーミン屋敷屋根形のキノコ
( 04a スナフキン帽子形 ) ( 04b ムーミン屋敷屋根形 )

登るほどに、木の階段の勾配はきつくなります。登山道の脇には、松の木を見かける様になります。(写真05a)

昆虫観察好きのアメリカ人の会員は、草陰にホタルガを見つけて、写真に収めていました。(写真05b)

05a 松の木も多い登山道 05b ホタルガ
( 05a 松の木も多い登山道 ) ( 05b ホタルガ )

展望広場の近くまで登ってくると、稜線の道がなだらかになり、途中に下りの道もあります。木の階段の脇には、イガグリがたくさん落ちていました。(写真06a)

展望広場への分岐には案内標識が立っており、そこから100mほど南東側に位置する展望広場へ向かいます。(写真06b)

06a イガグリのある下り坂 06b 展望広場への標識
( 06a イガグリのある下り坂 ) ( 06b 展望広場への標識 )

展望広場には木製の大きな展望台があり、姫路駅や姫路市役所の位置、淡路島などが記載された展望写真が掲示されています。
正面の眼下に見えるのは、バスを降りた緑台方面で、その向こう右手にノイシュバインシュタイン城を模して建てられた大きな城が見えます。
その向こうに山陽自動車道、さらに南の方には2月の例会で登った籾取山辺りが見えます。(写真07a) (写真07b)
天気の良い日は、淡路島や小豆島も見えるようです。

07a 展望広場からの眺め 07b 播磨灘方面の眺め
( 07a 展望広場からの眺め ) ( 07b 播磨灘方面の眺め )

展望台から北の登山道の両脇には、植林された松の木が並びます。(写真08a)
松はアカマツですが、地元の方達が登山道の安全管理を兼ねて毎日の様にパトロールをしているので、マツタケを登山道脇で見つけるのは不可能です。(写真08b)

08a 松の木が多い稜線 08b 整備された稜線の登山道
( 08a 松の木が多い稜線 ) ( 08b 整備された登山道 )

松の木に混じって、所どころに秋の七草の萩の木があり、秋を代表する花を咲かせています。(写真09a)

展望台から10数分ゆるやかな稜線を下ると、谷筋への分岐があります(写真09b)
そこからは木漏れ日の森を経由して、やまざくら広場へ戻ることができます。

09a 萩の花 09b 木漏れ日の森への分岐
( 09a 萩の花 ) ( 09b 木漏れ日の森への分岐 )

分岐から稜線の道を北へ進むと、鞍部に向かう急峻な下りになります。(写真10a)
用意されているロープを使って、シダが生い茂っている斜面を下っていきます。

10a 急峻な下り 10b ロープで下る
( 10a 急峻な下り ) ( 10b ロープで下る )

下り切った後、神座の窟方面へ向かって登って行きます。(写真11a)

登り始めの登山道脇で、アメリカ人の会員が今度は手の平より大きな、白いキノコを見つけました。
英語では、普通のキノコも松茸も、mushroomと言うようです。

11a 神座の窟へ向かう 11b 手の平より大きいキノコ
( 11a 神座の窟へ向かう ) ( 11b 手の平大のキノコ )

鞍部からの登りは途中から岩場に変わり、勾配も急になります。(写真12a)
ピークの小岩峰から後ろを振り返ると、バス停のある緑台の集落部分がはるか遠くの方に見えます。(写真12b)

12a 急峻な岩場を登る 12b 見晴しの良い稜線
( 12a 急峻な岩場を登る ) ( 12b 見晴しの良い稜線 )

小岩峰から西の方を見渡すと、緑の田園地帯が大津茂川に沿って南北に延びているのが分かります。(写真13a) (写真13b)

小岩峰から神座の窟へ下り、伊勢山の山頂への分岐から片道15分の道のりを山頂まで往復します。
伊勢山の山頂は木々に囲まれていて、眺望は全くないため、写真は省略しています。

13a 小岩峰から南側の眺め 13b 小岩峰から北側の眺め
( 13a 小岩峰から南側の眺め ) ( 13b 小岩峰から北側の眺め )

神座の窟から、空木城跡へ向かう途中の急斜面を、ロープを使って下ります。(写真14a)

ロープで200mほど下った後、空木城跡へ続くゆるやかな斜面を登って行きます。(写真14b)

14a 空木城跡へ向かう 14b 空木城跡への標識
( 14a 空木城跡へ向かう ) ( 14b 空木城跡への標識 )

神座の窟から20分ほどで、空木城跡の広場へ着きました。
城跡の説明板によると、空木城の最後の城主は赤松家の旗本で、秀吉の姫路城修造に協力し、城を解体して柱等を提供したとあります。(写真15a)

一部残された石垣の廻りで、昼食休憩を取ります。(写真15b)

15a 空木城跡の説明版 15b 空木城跡で昼食
( 15a 空木城跡の説明版 ) ( 15b 空木城跡で昼食 )

空木城跡から神座の窟に戻る途中の岩場からは、眼下に大津茂川方面、正面には神座の窟の穴の開いた部分を眺めることができます。(写真16a) (写真16b)

洞窟の位置が、鳥の右目の様な感じに見えます。
洞窟の上は、見晴らしの良い展望岩になっています。

16a 稜線の岩場からの眺め 16b 神座の窟を見上げる
( 16a 稜線の岩場からの眺め ) ( 16b 神座の窟を見上げる )

神座の窟に戻って登山道から洞窟を覗くと、鳥の目の反対側から見通すことができます。(写真17a)
穴の下に回ると、人ひとりがやっと通れるだけの細長い隙間があり、そこから洞窟の中に入ります。(写真17b)

17a 神座の窟越しに覗く 17b 神座の窟の入り口
( 17a 神座の窟越しに覗く ) ( 17b 神座の窟の入り口 )

洞窟の中は20人程度が入れる空間になっていて、奥の方には神棚の様なものが設けられています。(写真18a) (写真18b)
自然が織り成す、いかにも神秘的な空間で、昔の人々が神霊の気配を感じて『神座の窟』と名付けたのもうなづけます。

18a 神座の窟の中へ入る 18b 神座の窟の中
( 18a 神座の窟の中へ入る ) ( 18b 神座の窟の中 )

洞窟の半分は、パックリ口を開けていて、足元は断崖絶壁になっています。(写真19a)
洞窟内外の景観を楽しんだ後、1枚岩と思われる岩の隙間から外に出ます。(写真19b)

19a 神座の窟からの眺め 19b 神座の窟を出る
( 19a 神座の窟からの眺め ) ( 19b 神座の窟を出る )

神座の窟から木漏れ日の森方面への帰路は、ずっと下りの道だけになります。(写真20a)

20分ほど下ると、木々の間から陽が差す森林浴コースの木漏れ日の森になります。(写真20b)

20a 木漏れ日の森へ下る 20b 木漏れ日の森を進む
( 20a 木漏れ日の森へ下る ) ( 20b 木漏れ日の森を進む )

谷筋の渓流に架かる木橋を渡り、のどかな森林公園の緑の道を やまざくら広場へ向かいます。(写真21a) (写真21b)
やまざくら広場へ着いたのは13時50分、途中の休憩を含めて約4時間半の山行でした。

21a 渓流に架かる木橋を渡る 21b ヤマザクラ広場へ向かう
( 21a 渓流に架かる木橋 ) ( 21b ヤマザクラ広場へ )

伊勢山は低い山ながらも変化に富んだ山で、眺望だけでなく、アスレチック気分や冒険心なども楽しませてくれる山でした。

週間天気予報では雨天を心配していましたが、雨天続きの間の晴れ間の天気に変えていただき、神座の窟の精霊に感謝です。


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