2月例会 籾取山

登山日 2016年2月7日

<コース概要>
播磨高岡駅9:13 → 9:18鬢櫛山(びんぐしやま)登山口 → 10:09鬢櫛山10:17 → 10:38籾取山(もみとりやま) → 12:12苫編山(とまみやま)12:42 → 13:02鹿島神社側下山口 →13:22英賀保(あがほ)駅

<コース紹介>
神戸ツキワ登山会の2月の例会を紹介します。 コース概要は、上記の通り姫新線の播磨高岡駅を出発して、鬢櫛山登山口から鬢櫛山に登り、北から南へ続く尾根に沿って籾取山、苫編山へ至り、山陽本線の英賀保駅へ下山するルートです。(写真01a)

今回は会員外1名を含む女性10名、男性11名の計21名が参加しました。

播磨高岡駅から鬢櫛山登山口までは、南へわずか5分の近さです。(写真01b)
市街地の中にある登山コースで、アクセスの良さは抜群です。

【 下のそれぞれの写真は クリックすると2段階拡大表示されます 】

01a コースマップ 01b 登山口を登る
( 01a コースマップ ) ( 01b 登山口を登る )

当日は青空の天気でしたが、北側に位置する登山口の斜面はあまり陽に当たらないためか、足元には白い霜柱が立っていました。(写真02a)
勾配のきつい斜面を数分登ると、すぐに最初の鉄塔が現れます。 (写真02b)

02a 登山道の霜柱 02b 送電鉄塔を通過
( 02a 登山道の霜柱 ) ( 02b 送電鉄塔を通過 )

こちらの山の露岩も昨年10月に登った高御位山と同じく凝灰岩の一種で、表面がザラザラしていて滑りにくいので、登山者には好都合の岩質です。(写真03a)
岩場からは、北東に単独峰の八丈岩山辺りから東の姫路城辺りが見渡せます。 (写真03b)

03a 岩場を進む 03b 姫路城方面の眺め
( 03a 岩場を進む ) ( 03b 姫路城方面の眺め )

そこからさらに上の方にある、見晴らしの良い岩場に向かいます。(写真04a)

岩場の周りは障害物が何もないので、広い視野で遠くの景色を眺めることができます。(写真04b)

04a 見晴らし岩場に向かう 04b 岩場に集合
( 04a 見晴らし岩場に向かう ) ( 04b 岩場に集合 )

岩場からは、北の書写山、その右の千種山辺りから北東の八丈岩山辺りまで、さらによく見渡せます。八丈岩山の向こう側は、広峰山です。(写真05a) (写真05b)

05a 北西方面の眺め 05b 北東方面の眺め
( 05a 北西方面の眺め ) ( 05b 北東方面の眺め )

見晴らしの良い岩場で5分ほど休憩した後、鬢櫛山のピークに向かいます。(写真06a)
鬢櫛山のピークまで、凝灰岩むき出しの山道が続きます。(写真06b)

06a 鬢櫛山に向かう 06b 稜線の岩場を登る
( 06a 鬢櫛山に向かう ) ( 06b 稜線の岩場を登る )

凝灰岩は加工しやすく風化しにくいため、羽柴秀吉の時代に鬢櫛山を含む周りの山々から採石して、姫路城の石垣に使われていたそうです。
鬢櫛山にも、採石途中で放置されたと思われる岩があります。(写真07a)

鬢櫛山のピークに近づくと、真冬の2月にもかかわらず、陽気な天気に誘われてコバノミツバツツジの色鮮やかな蕾が開きかけていました。(写真07b)

07a 採石途中で放置された岩 07b 湯泉神社
( 07a 採石途中放置された岩 ) ( 07b 真冬のツツジの蕾 )

登山口から約50分で、鬢櫛山のピークに着きました。(写真08a)
眼下には、鬢櫛山のすぐ西側を流れる夢前川が見えます。(写真08b)

08a 鬢櫛山の山頂に到着 08b 夢前川方面の眺め
( 08a 鬢櫛山の山頂に到着 ) ( 08b 夢前川方面の眺め )

5分ほど休憩した後、鬢櫛山のピークから下って、籾取山へ向かいます。(写真09a)
途中から、ロープの張ってある岩場を登って行きます。(写真09b)

09a 籾取山へ向かう 09b 魚屋道登山口
( 09a 籾取山へ向かう ) ( 09b ロープのある岩場 )

籾取山へ至るまでは緩やかなアップダウンが続いて、いくつかのピークを通過しますが、稜線上の視界は右も左も良好で、景色を楽しみながら軽やかに進むことができます。

右手西側の夢前川は、上流から下流の播磨灘へ注ぐ河口辺りまで見渡せ、籾取山と苫編山の間を貫通して夢前川を渡っている山陽新幹線の線路もはっきり見えます。(写真10a) (写真10b)

10a 夢前川下流の眺め 10b 夢前川上流の眺め
( 10a 夢前川下流の眺め ) ( 10b 夢前川上流の眺め )

稜線は、ほとんど岩肌がむき出しの状態で、凝灰岩の滑り止め効果のため、土や砂混じりの登山道より歩き易いです。(写真11a)

右手や左手の景色を眺めるため、先頭のリーダーの配慮により、しばし立ち止まりながら籾取山へ向かいます。(写真11b)

11a 籾取山に向かう 11b 籾取山のピークが見える
( 11a 籾取山に向かう ) ( 11b 景色を眺める )

左手東側には、姫路市街の中に真っ白な姫路城が見えます。(写真12a) (写真12b)

12a 姫路城方面の眺め 12b 姫路城
( 12a 姫路城方面の眺め ) ( 12b 姫路城 )

籾取山のピークに近づくと、白い綿帽子を付けたコウヤボウキ(高野箒)が目につきます。(写真13a)

高野山では利潤目的の竹の栽培が禁じられていたため、この細い木の枝を束ねて箒にしたことから、高野箒の名が付いたようですが、箒を作れるだけの量があちこちにあります。

籾取山のピークには、10時38分に着きました。鬢櫛山登山口から、途中の休憩を含めて約1時間20分です。こちらは展望はあまりよろしくないので、昼食休憩は最後のピークの苫編山で取ることにしています。(写真13b)

13a 高野ボウキ 13b 籾取山の山頂
( 13a 高野ボウキ ) ( 13b 籾取山の山頂 )

籾取山には、大正初期に内大臣を務めた皇族の伏見宮貞愛親王が蕨採りに訪れたようで、それを記念した石碑が手入れされないまま残っています。(写真14a)

今回のルートには、似たような鉄塔や反射板が何ヶ所かありますが、籾取山の反射板辺りで先頭のリーダーが道を間違えてしまいました。(写真14b)
原因は、反射板の下で道が二つに分かれている所を、無意識のうちに広い方の道に進んでしまったためです。

14a 伏見宮貞愛親王殿採蕨地跡 14b 籾取山の反射板
( 14a 皇族の蕨採り地跡碑 ) ( 14b 籾取山の反射板 )

下見で確認した正規のルートと似たような下りなので途中まで気付かず、登山道を横断している岩穴辺りで麓に変電所が見えてきたので、地図を再確認してルート誤認が判明しました。(写真15a)

下ってきた道を引き返して登り直し、籾取山から苫編山への標識を確認して、苫編山へ向かいます。(写真15b)

往復で約30分のロスタイムが発生しましたが、下見の苦労と大切さをメンバーの方はよく理解されているので、新米リーダーに対して皆さん寛大です。

15a登山道を横断している岩穴 15b 苫編山への標識
( 15a 登山道横断の岩穴 ) ( 15b 苫編山への標識 )

苫編山のピークが近くなると、左手西の姫路市内の眺望が良くなります。
北側の姫路城辺りから南側の手柄山遊園、姫路バイパス辺りまで見渡せます。(写真16a) (写真16b)

16a 姫路市内北側 16b 姫路市内南側
( 16a 姫路市内北側 ) ( 16b 姫路市内南側 )

苫編山のピークへのアプローチは傾斜がきついため、ロープが用意されています。(写真17a)
登山計画の予定時間より12分遅れの、12時12分に苫編山のピークへ到着しました。(写真17b)
30分の遅れが生じる前に20分の余裕を先行させていたため、12分の遅れで済みました。

17a 苫編山へ向かう 17b 苫編山へ到着
( 17a 苫編山へ向かう ) ( 17b 苫編山へ到着 )

苫編山では、今まで中途半端にしか見えていなかった南側の全景を楽しみながら、昼食休憩を取りました。(写真18a) (写真18b)
右手の写真には、これから向かう英賀保駅も見えます。

18a 夢前川河口方面 18b 英賀保駅方面
( 18a 夢前川河口方面 ) ( 18b 英賀保駅方面 )

昼食休憩の途中から、青空だったのが急に曇りだし、雪が舞う天気に変わったので、40分の休憩予定を30分に短縮して下山を開始しました。(写真19a)
雪がちらつく中を、下山口へ向かいます。(写真19b)

19a 苫編山から下山 19b 下山口へ向かう
( 19a 苫編山から下山 ) ( 19b 下山口へ向かう )

下山口の近くには、休憩用の東屋があります。(写真20a)
すぐ下に苫編公園がありますが、公園からだと5分の場所です。

東屋から苫編公園に向かって下りて行きます。(写真20b)

20a 休憩用の東屋 20b 苫編公園へ下る
( 20a 休憩用の東屋 ) ( 20b 苫編公園へ下る )

下山口の苫編公園の手前には、鹿島神社と稲荷神社があります。(写真21a) (写真21b)
苫編公園には公衆トイレがあるので、トイレ休憩を取ってから英賀保駅へ向かいます。

21a 下山口の鹿島神社 21b 下山口の稲荷神社
( 21a 下山口の鹿島神社 ) ( 21b 下山口の稲荷神社 )

駅へ向かう途中の畑には、美味しそうなミカンが実っていました。(写真22a)

英賀保駅へは、13時22分に到着しました。(写真22b)
下山口の鹿島神社からは20分、苫編山のピークからは40分です。

登山計画では英賀保駅到着は13時40分の予定でしたが、苫編山での天候急変で下山を早めたので、予定より20分早い到着となりました。

22a ふもとの畑のミカン 22b 英賀保駅に到着
( 22a ふもとの畑のミカン ) ( 22b 英賀保駅に到着 )

今回のコースは、市街地の中にある低い山々ながらも岩場の多いコースで、東西南北とも周りの景色を眺めることができて、軽登山に適したコースでした。

ちょっとしたハプニングもありましたが、全体として青空の天気に恵まれ、全員無事の山行に感謝です。


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