神戸市民山の会 9月例会 甲山

登山日 2015年9月20日

<コース概要>
甲陽園駅9:10 → 9:35北山公園 → 9:40北山貯水池9:50 → 11:15甲山11:25 → 11:40神呪寺11:45 → 11:55甲山森林公園13:00 → 13:15上ヶ原浄水場 →13:25関西学院大学 → 13:55甲東園駅

<コース紹介>
神戸市民山の会の9月の例会を紹介します。 コース概要は、上記の通り阪急甲陽園駅を出発して、北山公園の岩場を経て、北山ダム経由で甲山に登り、神呪寺(かんのうじ)下山口から甲山森林公園に至るルートです。(写真01a)

甲陽園駅の集合場所では、神戸市民山の会の旗を目印として掲げています。(写真01b)
今回は201名の市民が集い、そのうち神戸ツキワ登山会からは14名が参加しました。

【 下のそれぞれの写真は クリックすると2段階拡大表示されます 】

01a 初秋の甲山コース 01b 神戸市民山の会の旗
( 01a 初秋の甲山コース ) ( 01b 神戸市民山の会の旗 )

9時10分に甲陽園駅を出発し、駅北側の西山公園の横を通って、その西側の北山公園へ向かいます。(写真02a) (写真02b)

02a 甲陽園駅を出発 02b 北山公園へ向かう
( 02a 甲陽園駅を出発 ) ( 02b 北山公園へ向かう )

北山公園の東南の妙龍寺夙川霊園側から北山公園へ入り、石段の坂道を登っていきます。(写真03a) (写真03b)

03a 北山公園へ入る 03b 北山公園を登る
( 03a 北山公園へ入る ) ( 03b 北山公園を登る )

登り口の近くには、エクシオの森林(もり)という表示板があり、そこからの分岐で北山緑化植物園に通ずる橋が北山池に架かっています。(写真04a) (写真04b)

エクシオの森林というのは、企業が林野庁の森林管理局とタイアップして、地球温暖化防止と地域社会へ貢献するため、国有林の保全活動を推進している天然林のことのようです。

04a エクシオの森林 04b 北山池に架かる橋
( 04a エクシオの森林 ) ( 04b 北山池に架かる橋 )

北山公園を北に向かって登る山道は、大きな岩場が目立ちます。(写真05a) (写真05b)

ここの岩場は、フリークライミングの一種のボルダリングのメッカと云われていて、クライマーが練習によく訪れているようです。

05a 北山公園の岩場を登る 05b 北山公園の岩場を登る
( 05a 北山公園の岩場を登る ) ( 05b 北山公園の岩場を登る )

大きな岩場の上に登ると、視界が開けて遠くの景色を眺めることができます。(写真06a)

天気が良い日は、大阪方面はアベノハルカスまで見渡せると、世話人の方から説明がありました。(写真06b)

06a 岩場からの眺め 06b 大阪方面の眺め
( 06a 岩場からの眺め ) ( 06b 大阪方面の眺め )

岩場から5分ほど登った休憩地点からは、東神戸港方面を眺めることができます。
阪神高速5号湾岸線に架かる東神戸大橋の2本の橋脚や、その右手西側の魚崎浜辺りが見渡せます。 (写真07a) (写真07b)

07a 東神戸港方面の眺め 07b 東神戸港方面の眺め
( 07a 東神戸港方面の眺め ) ( 07b 東神戸港方面の眺め )

北山公園とその北東に位置する甲山の間にある北山貯水池に向かって、さらに登って行きます。(写真08a)
途中には、登山道にせり出した大きな岩があります。(写真08b)

08a 北山貯水池へ向かう 08b 北山貯水池へ向かう
( 08a 北山貯水池へ向かう ) ( 08b登山道の岩 )

北山公園の国有林を抜けると、広々と視界が開け、正面に目指す甲山が見えます。(写真09a)
北山貯水池からだと障害物が何もないので、名前の通り兜の形をした全景を楽しむことができます。 (写真09b)

谷崎潤一郎の小説 『 細雪 』 の英訳版では、甲山は Helmet Mountain と訳されているそうです。
眺めていると、市民山の会の方達が被っている、帽子の形のようにも見えます。

09a 甲山の遠景 09b 北山貯水池
( 09a 甲山の遠景 ) ( 09b 北山貯水池 )

北山貯水池の南側にはソーラーパネルが敷き詰められていて、太陽光で発電した電力を水道事業に活用しているようです。(写真10b)
ソーラーパネルの左手東側方向には、大阪方面が見通せます。(写真10a)

10a 大阪方面の遠景 10b ソーラーパネル
( 10a 大阪方面の遠景 ) ( 10b ソーラーパネル )

北山貯水池に沿って、池の南側から北側へ回り込み、甲山の登山口へ向かいます。(写真11a)

山の形から想像できる通り、最初の登りは割りとゆるやかですが、だんだん勾配がきつくなります。 (写真11b)

11a 甲山の登山口へ 11b 甲山を登る
( 11a 甲山の登山口へ ) ( 11b 甲山を登る )

甲山の山頂には、11時15分頃に着きました。甲陽園駅を出発してから、途中の休憩を含めて約2時間弱です。
甲山の山頂は狭いようで広く、草原のような緑で覆われています。(写真12a)
山頂広場の周りは緑の木々で囲まれていて、眺望はよくありません。(写真12b)

12a 甲山の山頂 12b 山頂での休憩
( 12a 甲山の山頂 ) ( 12b 山頂での休憩 )

山頂の一角には、平和の記念碑が建てられています。(写真13a)
記念碑の白い部分には、羽を広げた天使の彫像が描かれています。(写真13b)

この塔は、女性の手で子供たちが平和に幸福に生きることのできる社会を築きたいとして建立されたもので、塔の下にはノーベル文学賞受賞者のパールバックのメッセージがブロンズ板に刻まれています。

13a 平和の記念碑 13b 天使の彫像
( 13a 平和の記念碑 ) ( 13b 天使の彫像 )

山頂からの景色が楽しめないので、10分ほどの休憩で下山を開始します。(写真14a)
登りは西側からでしたが、下りは南側へ向かいます。(写真14b)

14a 下山を開始 14b 山頂から下山
( 14a 下山を開始 ) ( 14b 山頂から下山 )

神呪寺 ( かんのうじ) に向かって、丸木の階段を下って行きます。(写真15a)
南側の登山道は、神呪寺に至るまで、ほとんどが階段状になっています。

下山時は、西宮市街を眼下に見下ろすことができます。 (写真15b)

15a 神呪寺へ下る 15b 下山途中の眺め
( 15a 神呪寺へ下る ) ( 15b 下山途中の眺め )

神呪寺の山号は甲山で、甲山の南側からは神呪寺が登山口になっています。(写真16a)
下山の場合は、神呪寺の奥にある多宝塔が最初に目に付きます。(写真16b)

寺号の神呪寺 ( かんのうじ) は、『 神を呪う 』 という意味ではなく、神の寺 ( かんのじ ) という意味で、呪 ( じゅ ) は呪文、マントラ、真言という意味の仏教用語のようです。

16a 神呪寺に到着 16b 神呪寺の多宝塔
( 16a 神呪寺に到着 ) ( 16b 神呪寺の多宝塔 )

神呪寺の境内を正面に回り込むと、立派な本殿があります。(写真17a) (写真17b)
本殿脇の石碑には、『 かぶとやま 』 と題し『 神功皇后が国家平安守護のため山頂に如意宝珠及び兜を埋め云々・・・ 』 とありますので、甲山の名の由来は山の形だけでもなさそうです。

神呪寺の鎮守は弁財天で、この神は六甲山系全体を所領とする廣田神社祭神の瀬織津姫と、ウィキペディアに記載されています。廣田神社は、神呪寺の南側に位置しています。

17a 神呪寺の境内を進む 17b 神呪寺の本殿
( 17a 神呪寺の境内を進む ) ( 17b 神呪寺の本殿 )

神呪寺から甲山森林公園へ向かうため、本殿から参道の長い階段を下ります。(写真18a) (写真18b)
階段を下って左手東に回り込むと、甲山森林公園の入り口です。

18a 神呪寺参道を下る 18b 神呪寺参道を下る
( 18a 神呪寺参道を下る ) ( 18b 神呪寺参道を下る )

甲山森林公園の西側には梅の木が植えられていますが、今は初秋の紅葉のように色付いています。(写真19a)

梅の木に囲まれるように、その内側には2匹の犬を連れた2人の子供の顕彰碑がたたずんでいます。(写真19b)
碑文によると、『 こよなく人を愛した・・・ 』 元兵庫県知事の金井元彦氏を讃えた顕彰碑のようです。

19a 甲山森林公園へ入る 19b 子供像の顕彰碑
( 19a 甲山森林公園へ入る ) ( 19b 子供像の顕彰碑 )

森林公園の中央まで来ると、ミスト上の噴水から冷気が伝わってきます。(写真20a)
噴水の中央には、甲山をバックにして、愛の像というモニュメントが立っています。(写真20b)

20a ミスト状の噴水 20b 愛のモニュメント
( 20a ミスト状の噴水 ) ( 20b 愛の像モニュメント )

愛の像の南側には傘型噴水があり、そこから眺める愛の像と甲山の3点セットは絶景です。(写真21a) (写真21b)

21a 傘型噴水と甲山 21b 傘型噴水と愛の像
( 21a 傘型噴水と甲山 ) ( 21b 傘型噴水と愛の像 )

愛の像や傘型噴水の周りで約1時間の昼食休憩を取った後、13時ちょうどに甲山森林公園を出発しました。
関西学院大学へ向かう途中、上ヶ原浄水場の前を通ります。(写真22a) (写真22b)

22a 上ヶ原浄水場 22b 上ヶ原浄水場
( 22a 上ヶ原浄水場 ) ( 22b 上ヶ原浄水場 )

阪急甲東園駅へ向かうには、関西学院大学のキャンパス内を通るのが近道で、世話役の山筋担当が事前に大学側の通行許可を得てくれています。(写真23a)

この通行許可は、単に近道だけが目的ではなく、例会参加者を楽しませるための配慮であることが、通ってみてよく分かりました。
キャンパス内の見栄えの良い所を、200名の参加者を引き連れて、堂々と案内してくれました。(写23b)

23a 関西学院大学へ 23b 大学キャンパスを横断
( 23a 関西学院大学へ ) ( 23b 大学キャンパス横断 )

特に、キャンパスの象徴である時計台と甲山とのコラボレーションは、登ってきたばかりの者にとっては、印象深い感慨を味わえます。(写真24a) (写真24b)
この構図は、新潮文庫の文庫本の表紙にも採用されているようです。

24a シンボルの時計台 24b 時計台と甲山
( 24a シンボルの時計台 ) ( 24b 時計台と甲山 )

関西学院大学の東の正門を出て桜並木を下り、松本公園に集合して例会参加認印を受領して、14時45分頃に解散となりました。(写真25a)

松本公園から、最寄りの阪急甲東園駅には、10分ほどで到着しました。(写真25b)
阪急甲陽園駅を出発してから、途中の昼食休憩等を含めて、約4時間半強のコースでした。

25a 松ヶ本公園で解散 25b 甲東園駅に到着
( 25a 松ヶ本公園で解散 ) ( 25b 甲東園駅に到着 )

一日中好天の青空に恵まれ、さわやかな初秋の山行を楽しむことができました。世話役の一王山担当の方々に感謝です。


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