春の六甲縦走

登山日 2015年4月26日

今回は、神戸ツキワ登山会の春の六甲全山縦走大会の塩屋出発組の山行について紹介します。

神戸市主催の秋の六甲全山縦走は、須磨浦公園からのスタートですが、神戸ツキワ登山会では旧縦走路スタート地点の山陽塩屋駅から出発します。(写真01a)

会員の力量や体力に応じて、本拠地の高取山から出発したり、新神戸駅から出発するのもOKです。

今年は、塩屋出発組3名、新神戸出発組1名、合計4名が参加しました。
塩屋出発組には、まだ六甲全山縦走コースの道順を覚えきれていない初心者もいますが、経験を積んだリーダーがエスコートしてくれます。

山陽塩屋駅を午前6時に出発し、西向地蔵尊前を通って旗振山登山口に向かいます。(写真01b)

この西向地蔵尊は、塩屋の浦で地引網にかかって上がってきた地蔵尊で、一心に願えば真心が届くと云われているようです。

【 下のそれぞれの写真は クリックすると拡大表示されます 】

01a スタート地点の塩屋駅 01b 西向地蔵尊
( 01a スタート地点の塩屋駅 ) ( 01b 西向地蔵尊 )

登山口には、コバノミツバツツジが咲いていました。(写真02a)

塩屋駅を出発してから20分ほどで、旗振山南ルートから旗振山北ルートへ合流しました。
合流地点の近くには、旧六甲全山縦走路の標識が立っています。(写真02b)

02a 登山口のツツジ 02b 旧縦走路を登る
( 02a 登山口のツツジ ) ( 02b 旧縦走路を登る )

旧縦走路を登って行くと、途中から階段の道になり、その先に須磨浦山上遊園が広がります。(写真03a)
瀬戸内海の方を振り返ると、噴水ランドのアーチから覗くように明石大橋を見ることができます。(写真03b)

階段を少し上がった山上広場では、近隣の方たちが集まって、丁度6時半のラジオ体操が始まるところでした。

03a 須磨浦山上遊園 03b 明石大橋方面の眺め
( 03a 須磨浦山上遊園 ) ( 03b 明石大橋方面の眺め )

須磨浦山上遊園の旗振毘沙門天の横を通り、2~3分で旗振り山の山頂に着きます。
青空の天気で、明石海峡大橋がよく見えます。(写真04a)

旗振茶屋前で5分ほど休憩した後、鉄拐山へ向かいます。
途中には、源平合戦で有名な須磨一の谷の説明板があり、鉄拐山の北には鵯越があります。

鉄拐山への登りは急斜面ですが、旗振茶屋からは15分ほどで山頂へ着きました。(写真04b)

04a 旗振山からの眺め 04b 鉄拐山の頂上
( 04a 旗振山からの眺め ) ( 04b 鉄拐山の頂上 )

鉄拐山を下り、備長炭という最高級の木炭が取れるブナ科のウバメガシの自生林を抜け、緩い階段を下って 『 おらが茶屋 』 に7時に到着しました。(写真05a)
塩屋駅を出発し、途中の休憩を含めて丁度1時間です。 おらが茶屋の屋上からは、360°のパノラマ展望が楽しめますが、先を急ぐため素通りします。

縦走路の次の山の栂尾山を正面に見据えて、高倉台への長い階段をまっすぐに下って行きます。(写真05b)

05a おらが茶屋 05b 高倉台へ下る
( 05a おらが茶屋 ) ( 05b 高倉台へ下る )

高倉台の団地の中を通り抜け、県道65号に架かるつつじ橋を渡り、300段以上もある階段を登って栂尾山を目指します。
栂尾山の山頂には見晴らしの良い木製の展望台があり、その手前には横尾山と高取山の方向を示す標識が立っています。(写真06a)

栂尾山から一旦下って、しばらくほぼ水平の尾根道を通り、次の横尾山へ登ります。栂尾山からは10数分で横尾山の山頂へ着きます。(写真06b)

06a 横尾山・高取山への標識 06b 横尾山頂
( 06a 横尾山・高取山の標識 ) ( 06b 横尾山頂 )

横尾山から砂まじりの岩場を下って行くと、須磨アルプスの展望が開けてきます。(写真07a)
狭い木製の階段を下り、崖のような細い道幅の岩場を通って行きます。(写真07b)

07a 須磨アルプスへ向かう 07b 須磨アルプスを通過
( 07a 須磨アルプスへ向かう ) ( 07b 須磨アルプスを通過 )

須磨アルプスは、横尾山方面から東山方面を見た上の写真でも、馬の背から横尾山を振り返った下の写真でも、岩肌が剥き出しの険しそうな縦走路に見えますが、距離が短いので景色を楽しみながら比較的楽に通過できます。(写真08a)

馬の背から10数分の東山の山頂の展望所からも、須磨アルプスとその向こうの横尾山を眺めることができます。(写真08b)

08a 馬の背から振り返る 08b 東山からの眺め
( 08a 馬の背から振り返る ) ( 08b 東山からの眺め )

東山から次の高取山へ向かうには、一旦市街地まで下りなければなりません。 横尾団地方面に向かって、横尾南公園まで下ります。(写真09a)

横尾団地から妙法寺へ抜け、妙法寺小学校へ通じる道を通って高取山へ向かいます。(写真09b)

09a 横尾南公園を通過 09b 高取山へ向かう
( 09a 横尾南公園を通過 ) ( 09b 高取山へ向かう )

市街地の 『 六甲全縦 』 の標識に従って進み、ツキワ恒例の禅昌寺側ではなく、妙法寺側の登山道を登ります。
高取山だけに登るのと違って、縦走で体力を消耗すると、いつもより少しきつめの山に感じます。

9時20分頃に、山上の荒熊神社の下に到達しました。(写真10a)
荒熊神社の赤い鳥居の下の縦走路を、高取神社の方へ向かって進みます。(写真10b)

10a 荒熊神社直下に到達 10b 荒熊神社下の縦走路
( 10a 荒熊神社直下に到達 ) ( 10b 荒熊神社下の縦走路 )

高取神社手前で神社下の縦走路に下り、高取神社の赤い鳥居の下に出ます。(写真11a)

そこから月見茶屋を経由して安井茶屋の横の広場へ出ると、高取山筋の登山会の総会終了後の片付けの最中でした。(写真11b)

11a 高取神社の鳥居 11b 安井茶屋横の広場
( 11a 高取神社の鳥居 ) ( 11b 安井茶屋横の広場 )

安井茶屋横の広場から北東方面の鷹取橋の方へ下り、丸山子羊幼稚園と丸山小学校の間を通って、神戸電鉄有馬線の鵯越駅まで縦走路の案内標識に沿って進みます。(写真12a)

鵯越駅から鵯越市民公園を通って烏原ポンプ場を経由して鈴蘭台下水処理場に至り、そこから神戸電鉄有馬線に沿って石井ダムの方へ向かいます。(写真12b)

12a 鵯越駅横の縦走路 12b 菊水山へ向かう
( 12a 鵯越駅横の縦走路 ) ( 12b 菊水山へ向かう )

登山口手前のベンチで一息入れて水分補給してから、縦走路一番の難所の菊水の山頂を目指します。
途中の緩やかな斜面では、コバノミツバツツジの花が気持ちを和ませてくれました。(写真13a)

正午丁度に、無線中継所の展望台のある菊水山頂に到着しました。(写真13b)
塩屋駅を出発してから、途中の休憩を含めて6時間です。
展望台の日陰で、30分ほどの昼食休憩を取って疲労を回復させます。

13a 菊水山を登る 13b 菊水山の山頂
( 13a 菊水山を登る ) ( 13b 菊水山の山頂 )

12時半に菊水山頂を出発して、次の鍋蓋山へ向かいます。(写真14a)

城ヶ越を天王ダム方面へ下って、国道428号線の有馬街道に架かる天王吊り橋を渡ります。
吊り橋の正面には、鍋蓋山が見えています。(写真14b)

14a 鍋蓋山へ向かう 14b 天王吊り橋を渡る
( 14a 鍋蓋山へ向かう ) ( 14b 天王吊り橋を渡る )

天王吊り橋を渡って、13時頃に鍋蓋山の登山口を登り始め、13時40分頃に鍋蓋山の山頂に到着しました。(写真15a)
山頂標高標柱よりも、樹上の標高表示の方がよく目立ちます。 (写真15b)

15a 鍋蓋山山頂標識 15b 樹上の山頂標識
( 15a 鍋蓋山山頂標識 ) ( 15b 樹上の山頂標識 )

鍋蓋山から南西の方を振り返ると、右手に菊水山、左手奥に高取山が見えます。(写真16a)

鍋蓋山から再度山大龍寺までは、ほとんど下りの道が続きます。 大龍寺の石段下の広場で飲料水を補充する予定でしたが、昨年の秋まであった自動販売機が今年は全て撤去されていました。

大龍寺の山門は、塗り直したかのように、やや鮮やかな色になっていました。(写真16b)

16a 鍋蓋山から振り返った眺め 16b 大龍寺の山門
( 16a 鍋蓋山からの眺め ) ( 16b 大龍寺の山門 )

大龍寺から市ヶ原までは、楓が生い茂った緩やかな道を下って行きます。 秋には、紅葉が楽しめる道です。 市ヶ原では、若い男女がバーベキューなどを楽しんでいました。(写真17a)

市ヶ原のすぐ上の櫻茶屋前の自動販売機で水分を補充して一息入れ、14時50分頃に天狗道を登り始めました。(写真17b)

17a 市ケ原を通過 17b 天狗道を登る
( 17a 市ケ原を通過 ) ( 17b 天狗道を登る )

天狗道は菊水山の急峻な登りに比べればやや緩やかですが、摩耶山頂までの道のりが長いので、ここまで体力の温存が必要です。比較的小さな樹木の林の小道を、北東の摩耶山頂に向かって登って行きます。(写真18a)

50分ほど登ると、学校林道との出会い地点に着きました。(写真18b)

18a 摩耶山へ向かう 18b 学校林道との合流地点
( 18a 摩耶山へ向かう ) ( 18b 学校林道との合流地点 )

昨年は、学校林道出会いから先はコバノミツバツツジが沢山咲いていましたが、今年は早めに散り始めたようで、あまり目立ちませんでした。
摩耶山頂に近づくと 『 ゴロゴロ坂 』 という表示板があり、その先には岩がゴロゴロと転がっているような坂道になります。(写真19a)

16時30分に、摩耶山頂に到着しました。(写真19b)
摩耶山三角点は天狗岩大神裏にありますが、そこへは立ち寄らず、掬星台で10分ほど水分補給の休憩を取ります。

19a 『 ゴロゴロ坂 』 を登る 19b 摩耶山に到着
( 19a 『 ゴロゴロ坂 』 を登る ) ( 19b 摩耶山に到着 )

掬星台から石畳みの坂を下って摩耶自然観察園の東側を通り、森の小径ルートに入ります。(写真20a)

森の小径ルートは整備された歩道で、散策気分に浸れます。(写真20b)

20a 森の小径ルートへ入る 20b 森の小径ルートを進む
( 20a 森の小径ルートへ入る ) ( 20b 森の小径ルートを進む )

小径の脇の標識には、オテル・ド・摩耶の表示があります。(写真21a)
そこから数分の所に、結婚式にも使える国民宿舎のホテルがあり、その前を通過します。

オテル・ド・摩耶からさらに数分進むと、1976年に焼失して1980年以降に順次再建された天上寺があります。(写真21b)
天上寺は、摩耶夫人(釈迦生母)を本尊とする日本唯一の寺で、摩耶山の名前の由来はそこから来ているようです。

21a オテル・ド・摩耶への標識 21b 天上寺
( 21a オテル・ド・摩耶の標識 ) ( 21b 天上寺 )

天上寺曽門の横に、アゴニー坂の入り口を示す標識があります。(写真22a)
アゴニー坂の登りと下りを10分ほどで通過し、奥摩耶ドライブウェイのアスファルト道路を神戸市立自然の家がある北東方面に進みます。

途中の道路脇には、穂高湖の入り口を示す石柱が立っています。(写真22b)
穂高湖は人口湖ですが、上高地の大正池に似た風情があるというのが、湖名の由来のようです。

22a アゴニー坂へ進む 22b 穂高湖入口
( 22a アゴニー坂へ進む ) ( 22b 穂高湖入口 )

奥摩耶ドライブウェイを10分ほど進んで、神戸市立自然の家を過ぎた辺りでサウスロード方面の分岐へ入ります。(写真23a)

分岐から石段を登り、サウスロードを経て40分ほどで六甲山上道路の丁字ヶ辻に出ます。
丁字ヶ辻から六甲山上道路 ( サンセットロード ) を10分ほど東へ進むと、六甲山ホテルの前を通過します。(写真23b)

23a サウスロードに入る 23b 六甲山ホテル前を通過
( 23a サウスロードに入る ) ( 23b 六甲山ホテル前を通過 )

六甲山ホテルから今回のゴールの記念碑台までは、6~7分程度です。 18時過ぎに、記念碑台に到着しました。(写真24a)
塩屋を出発してから、約12時間の縦走でした。

初めて12時間も歩き通した会員にとっては、グルームの胸像との対面も初めてです。(写真24b)

縦走初心者が宝塚まで完走できるようになるためには、もう少し登りのスピードを速める必要があります。 スピードと持久力、それが今後の課題です。

次回は、写真撮影なしで縦走する予定です。

24a 記念碑台 24b グルームの胸像
( 24a 記念碑台 ) ( 24b グルームの胸像 )

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