H27年1月の月例登山 西脇いろどりの森

登山日 2015年1月2日

1月は新年ハイクとして、兵庫県西脇市坂本にある坂本城址のある山に登りました。
日本列島の東西・南北のほぼ中央にある 『 日本へそ公園 』 のすぐ西にある山です。

正月なので、目指す山と日本へそ公園の間にある 『 熊野神社 』 へ登山前のお参りをします。(写真01a) (写真01b)
今回は、男性13名、女性10名、合計23名が参加しました。

01a 01b 熊野神社境内の鳥居
( 01a 熊野神社の鳥居 ) ( 01b 熊野神社境内の鳥居 )

熊野神社から900mほど西に西脇公園があり、その南隣りに花の寺として知られている西林寺(さいりんじ) があります。(写真02a)

この西林寺の境内に、登山口があります。

今回の登山ルートは、西脇公園 → 西林寺登山口 → いざないの路 → 第1ピーク展望所 → 第2ピーク(坂本城址)展望所 → ながめの路 → 林道坂本日野線 → つどいの森の池 の時計回りのルートです。(写真02b)

【 下のそれぞれの写真は クリックすると拡大表示されます 】

02a 西林寺への案内 02b 西林寺周辺のマップ
( 02a 西林寺への案内 ) ( 02b 西林寺周辺のマップ )

雪化粧した西脇公園を、9時15分に出発しました。 公園の南にある西林寺の入口左手には、栢谷山(かやだにさん)と 柏(かや)の字が旧字体で彫られた石柱が立っています。(写真03a)
栢谷山というのは山の名前というより、他所の西林寺と区別するための山号です。

西林寺の入口右手には大きな石に西林寺と明記されていて、左右の石柱の間の雪の参道を仁王門に向かって進みます。(写真03b)

03a 柏谷山の標柱  03b 西林寺入口
( 03a 柏谷山の標柱 ) ( 03b 西林寺入口 )

西林寺の開祖は651年で、仁王門の造営年代は不明ですが、古めかしい感じの門です。(写真04a)

仁王門に掲げられた山号は、『 柏谷山 』 と 柏(かや)の字が新字体になっています。(写真04b)

04a 西林寺の仁王門 04b 仁王門をくぐる
( 04a 西林寺の仁王門 ) ( 04b 仁王門をくぐる )

仁王門の左には口を開いた阿形(あぎょう)、右には口を閉じた吽形(うんぎょう)の 二体の金剛力士が立っています。(写真05a) (写真05b)

そして、阿形の裏には持国天、吽形の裏には増長天という、四天王の内の二体が安置されています。

05a 阿形像 05b 吽形像
( 05a 阿形像 ) ( 05b 吽形像 )

仁王門の左手は、6月のシーズンになると数万本のあじさいが咲き誇る 『 あじさい園 』 になっています。(写真06a)

境内には、虚子、青畝、播水などの日本を代表する俳人の句碑があり、虚子と青畝のことを詠んだ紫峡の句碑が仁王門をくぐったすぐの所にあります。 (写真06b)

06a あじさい園の標識 06b 紫峡の句碑
( 06a あじさい園の標識 ) ( 06b 紫峡の句碑 )

仁王門から本堂に続く参道の途中の右手に、天然記念物の樹齢200年の唐子椿が植えられている聖天堂があります。(写真07a) (写真07b)

07a 聖天堂へ向かう 07b 聖天堂の入口
( 07a 聖天堂へ向かう ) ( 07b 聖天堂の入口 )

聖天堂の前には、白い雪の帽子をかぶった美濃柿が、色鮮やかに実っていました。(写真08a) (写真08b)

08a 聖天堂前の柿 08b ミノガキの名札
( 08a 聖天堂前の柿 ) ( 08b ミノガキの名札 )

天然記念物の唐子椿を見るために聖天堂の中に入りましたが、唐子椿が花を付けるのは春なので、赤い花を見ることはできません。(写真09a)

唐子椿は、おしべが唐子人形のように八重に盛り上がって咲く非常に珍しいツバキだそうです。
唐子咲きでこれほどの古木は他に見られないということで、天然記念物に指定されているようです。(写真09b)

09a 古木の唐子ツバキ 09b 天然記念物銘碑
( 09a 古木の唐子ツバキ ) ( 09b 天然記念物銘碑 )

聖天堂から慈母観世音菩薩像の前を通って、登山口に向かいます。(写真10a)

登山口に面した鐘楼では、女性会員が正月の鐘を一つ撞いて煩悩を祓っていました。(写真10b)

10a 慈母観世音菩薩 10b 西林寺の鐘楼
( 10a 慈母観世音菩薩 ) ( 10b 西林寺の鐘楼 )

『 いざないの路 』 という表示のある登山道を、9時25分に登り始めました。(写真11a)

丸木の階段を登って、杉木立の中へ入って行きます。(写真11b)

11a いざないの路へ 11b 登山道を登る
( 11a いざないの路へ ) ( 11b 登山道を登る )

10分ほど登ると、雪に覆われた笹の道になります。(写真12a)
アイゼンを履くほどの雪ではありませんが、足元に注意しながらゆっくり登って行きます。(写真12b)

12a 雪化粧の笹 12b 雪の笹道を登る
( 12a 雪化粧の笹 ) ( 12b 雪の笹道を登る )

登り始めの頃は多少雪がチラついていましたが、登るほどに天候が良くなり、前方には青空が見えてきました。(写真13a)
右手の北の方には、坂本城址があるという第2ピークの山頂と鉄塔が明るく見えています。( 写真13b)

13a 第1ピークへ向かう 13b 第2ピークの山頂
( 13a 第1ピークへ向かう ) ( 13b 第2ピークの山頂 )

第1ピークに達するまでは、丸木の階段が続くほぼ直線的な登攀路です。(写真14a)

後方東を振り返ると、日本へそ公園のある西脇市内と、市内を流れる加古川の向こうに松尾山や愛宕山方面の山々が見渡せます。(写真14b)

14a 第1ピークへ向う 14b 後方の眺め
( 14a 第1ピークへ向かう ) ( 14b 後方の眺め )

第1ピークに近づくと、階段の傾斜がかなりきつくなります。(写真15a)

いろどりの森の南端の実相寺方面から登ってくるルートと、西林寺から 『 いざないの路 』 を登ってくるルートの交差する所が第1ピーク( 258ピーク ) になっていて、西林寺方面と第2ピークの山頂展望台の方向を示す標識が立っています。(写真15b)

15a 第1ピークに近づく 15b 山頂展望台への標識
( 15a 第1ピークに近づく ) ( 15b 山頂展望台への標識 )

第1ピークからは、北へ向かって尾根道を辿る、比較的ゆるやかなアップダウンの道になります。(写真16a)

尾根から北東方面には、妙見山辺りの山々を眺めることができます。(写真16b)

16a 第2ピーク(山頂)へ向かう 16b 尾根道からの眺め
( 16a 第2ピーク(山頂)へ ) ( 16b 尾根道からの眺め )

第1ピーク付近にある山頂展望台への標識から20分ほどの所に、『 ながめの路 』 という標識があります。(写真17a)
ここから山頂までは、傾斜がきつくなります。

山頂直下には、ロープが用意されている所があります。(写真17b)
写真では、平坦な道からロープが立上がっている様に見えますが、実際にはロープがほぼ水平で、道の方が傾斜しています。

17a ながめの路の標識 17b 山頂直下のロープ
( 17a ながめの路の標識 ) ( 17b 山頂直下のロープ )

10時半頃、坂本城址があるという山頂に着きました。 西脇公園を出発してから約1時間15分、登山口からだと約50分です。
山頂の手前には、休憩用の東屋があります。(写真18a)
山頂であることを示す、三角点もあります。 (写真18b)

しかしながら、お城があったことを示す形跡は、見つかりませんでした。
この山頂辺りは 『 城ヶ辻 』 と呼ばれていて、室町時代には砦として使われ、二段の郭の下に石積みが少し残っているとのことですが、山頂からは見えません。

18a 山頂の東屋 18b 山頂の三角点
( 18a 山頂の東屋 ) ( 18b 山頂の三角点 )

東屋のある山頂付近は、あまり見晴らしが良くないので、5分ほど休憩して北側の尾根へ下山を開始します。(写真19a)

山頂付近より、下山開始直後の尾根からの方が眺めが良くなりました。
右手の東の方には、真下に雪化粧した西脇公園の野球場と皿池、遠くの方に西光寺山辺りの山々が見えます。(写真19b)

19a 山頂から下山 19b 下山開始直後の眺め
( 19a 山頂から下山 ) ( 19b 下山開始直後の眺め )

さらに4~5分北へ進むと、左手北西方面は雪景色が青空に映えて、すばらしい眺めになります。(写真20a)
西脇市の西隣の多可町方面に、笠形山辺りや妙見山辺りの山々が見えます。(写真20b)

20a  下山途中の眺め 20b 北西方面の眺め
( 20a 下山途中の眺め ) ( 20b 北西方面の眺め )

景色の良い所で記念集合写真を撮った後、昼食用の粕汁を用意している『 つどいの森 』 の池を目指して下って行きます。(写真21a) (写真21b)

21a 尾根道を北へ下る 21b 尾根道を北へ下る
( 21a 尾根道を北へ下る ) ( 21b 尾根道を北へ下る )

右手真下を見下ろすと、今回の登山ルートのゴールの池が見えます。(写真22a)
西脇公園の球場の手前の池が、ゴールの『 つどいの森 』 の池です。(写真22b)

22a 尾根道から東の眺め 22b 西脇公園辺り
( 22a 尾根道から東の眺め ) ( 22b 西脇公園辺り )

いろどりの森を東西に横断する林道へ出会う 『 ながめの路 』 は、雪がやや多いので慎重に下ります。(写真23a)
11時頃、林道出会いに辿り着きました。( 写真23b)

23a 林道へ向かう 23b 林道出合へ下る
( 23a 林道へ向かう ) ( 23b 林道出合へ下る )

林道出合からは、方向をほぼ180°変えて、いったん南へ下ります。 林道出合は林道の峠の様な位置になっていて、休憩用の東屋の傍に 『 山頂広場 』 という標識が立っています。(写真24a)

車が通れる広い道で、足元の雪もほぼ溶けているので、軽やかな足取りで西脇公園の方へ下って行きます。(写真24b)

24a 山頂広場の標識  24b 林道を下る
( 24a 山頂広場の標識 ) ( 24b 林道を下る )

林道の途中には、『 ちょっとひとやすみ広場 』 がありますが、休憩用のベンチは雪を被っているので休憩できません。(写真25a)

そこから2~3分下った所には、『 ささやきの路 』 の入口を示す標識があります。(写真25b)
山頂からショートカットでここへ下りてくることも可能ですが、時間的に余裕があるのと景色を楽しむため、『 ささやきの路 』ではなく 『 ながめの路 』 を下ってきました。

25a ひとやすみ広場 25b ささやきの路の入口
( 25a ひとやすみ広場 ) ( 25b ささやきの路の入口 )

11時15分頃、西脇公園へ到着しました。(写真26a)
西脇公園を時計回りに出発してから、ひと廻り約2時間です。

公園北側の池の畔にある、昼食休憩場所へ向かいます。(写真26b)

26a 西脇公園へ到着 26b 粕汁広場へ向かう
( 26a 西脇公園へ到着 ) ( 26b 粕汁広場へ向かう )

池の奥の北側が、『 つどいの森 』 と呼ばれている場所です。(写真27a)

つどいの森側から池を眺めると、奥の土手は白く雪化粧し、緑の水面に青空が溶け込んで白い雲が浮かんでいます。(写真27b)

27a 池の畔を進む 27b 池の眺め
( 27a 池の畔を進む ) ( 27b 池の眺め )

昼食は、待ちに待った粕汁です。 下りてきてすぐ食べれるように、炊事班がタイミングを見計らって用意してくれています。(写真28a)

トッピングのネギも、用意されています。 (写真28b)

28a 粕汁の振る舞い 28b ネギをトッピング
( 28a 粕汁の振る舞い ) ( 28b ネギをトッピング )

具がたっぷりで、お代わりもできるので、おにぎりもいらないくらいです。(写真29a)

大きなお椀を用意してきている会員もいます。(写真29b)

29a 具がたっぷり 29b 大きなお椀
( 29a 具がたっぷり ) ( 29b 大きなお椀 )

炊事班が準備を始めた時には白い雪を被っていたという池の畔の柿は、青空の天気のお蔭ですっかり雪が融けてしまっていました。(写真30a)
比較的日陰側にあった山茶花は、まだ少し雪を被っています。(写真30b)

今回の山行の登り始めは、登山道の雪を多少心配しましたが、多からず少なからず、ほどよい雪景色で、参加された会員は皆さん満足気な様子でした。
雪の後の、穏やかな晴天に感謝・・・です。

30a 池の畔の柿 30b 池の畔の山茶花
( 30a 池の畔の柿 ) ( 30b 池の畔の山茶花 )


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