H25年12月の月例登山 南谷山

登山日 2013年12月15日

12月の月例登山は、忘年会とセットになった忘年ハイクということで、忘年会場のある篠山市内の南谷山へ登りました。

今回は、男性13名、女性17名の計30名が参加し、その内20名が登山班、10名が市内散策班の2班に分かれて、忘年会前の散策を楽しみました。

南谷山は、舞鶴若狭自動車道の西紀サービスエリアのすぐ東側にあります。
篠山市内へは、西紀サービスエリアの手前の丹南篠山口のインターで一般道へ入ります。
一般道へ入って1kmほど東の所に、『 丹波 旬の市 』 という 朝市があります。(写真01a)
8時過ぎ頃、まずはそこへ寄って新鮮野菜の買い物を楽しみます。(写真01b)
大きな白菜や大根、しいたけや水菜など、鍋料理にも使えそうな新鮮野菜類を、会員の方がたくさん買い求めていました。

【 下のそれぞれの写真は クリックすると拡大表示されます 】

01a 丹波 旬の市 01b 新鮮野菜の朝市
( 01a 丹波 旬の市 ) ( 01b 新鮮野菜の朝市 )

朝市の場所は、手前の石材店の大きな石像が目印になります。
特に、恵比寿神の石像や観音様の石像が目立つので、すぐに分かります。(写真02a) (写真02b)

02a 恵比寿神の石像 02b 観音様の石像
( 02a 恵比寿神の石像 ) ( 02b 観音様の石像 )

丹波 旬の市から篠山川を北に渡って、西紀サービスエリア辺りまで県道97号を走ると、市役所庁舎のすぐ北側にシャクナゲセンターというのがあります。
8時半過ぎ頃そこの駐車場でバスを降りて、西紀運動公園の東にある天満神社へ向かいます。

8時40分過ぎに天満神社に着くと、若い女の子のボランティアが階段の掃除をしてくれていました。(写真03a)
階段を登って、神社の本堂へ向かいます。(写真03b)
この本堂の左手に、南谷山への登山口があります。

03a 天満神社の鳥居 03b 登山口へ向かう
( 03a 天満神社の鳥居 ) ( 03b 登山口へ向かう )

登山を始める前に、まずは神社にお参りをします。(写真04a)
この神社には、樹高5m、幹の周囲が4mの天神の松という推定樹齢700年の松の木があります。(写真04b)
別名 宮田の五葉松とも云われて、篠山市の指定記念物になっているようです。
五葉松は盆栽に多くて、巨木は珍しいようです。
写真では一部しか見えていませんが、反対側に下りると枝張り12mの巨大な盆栽のような松の姿が見れるかも知れません。

04a天満神社にお参り 04b 名木の五葉松
( 04a 天満神社にお参り ) ( 04b 名木の五葉松 )

8時45分過ぎに、天満神社横の登山口を登り始めました。(写真05a)
丸木の階段を登る途中に、『 健康と福祉の里 健康づくり散策道 』 と記載された標識があります。(写真05a)

05a 登山口を登る 05b 丸木の階段を登る
( 05a 登山口を登る ) ( 05b 丸木の階段を登る )

登山口から5~6分ほど登ると、比較的ゆるやかな笹の小道になります。(写真06a)
さらに数分進むと、NTTドコモの無線中継所があり、その横の丸木の階段を登って行きます。(写真06b)

06a 笹の小道を進む 06b 無線中継所を通過
( 06a 笹の小道を進む ) ( 06b 無線中継所を通過 )

丸木の階段を登りきると少し展望が開けてきて、眼下の家並みやその向こうの山々が見渡せるようになります。(写真07a)
しばし眺めながら、立ち休憩を取ります。(写真07b)

07a 山麓の眺め 07b しばし眺める
( 07a 山麓の眺め ) ( 07b しばし眺める )

休憩後に落ち葉の小道を進んでいくと、また遊歩道の標識がありますが、こんどは『 健康と福祉の里 健康づくり散策道 』 ではなく 『 健康と福祉の里 大師山遊歩道 』 と表示されています。(写真08a)
大師山の大師とは、弘法大師のことではないかと思われます。
登山口から15分ぐらいの所で、防獣柵の扉を通過します。(写真08b)

08a 大師山遊歩道を進む 08b 防獣柵扉を通過
( 08a大師山遊歩道を進む ) ( 08b 防獣柵扉を通過 )

防獣柵扉を通過して落ち葉の坂道を登り始めると、大師山遊歩道の最初の石仏に出会います。(写真09a)
七十一番という番号が彫り込まれているので、この大師山遊歩道には類似の石仏が七十一体以上設置されているのではないかと思われます。
さらに坂道を登ると、休憩用の東屋がありました。(写真09b)
東屋に至るまでにもう一対の石仏がありましたが、二体のうちの一体が無くなっていました。

東屋の谷側には、『 小坂村 ○○右ェ門 』 と彫り込まれた二体一対の石仏があり、○○は判読困難ですが、右ェ門の名前から想像すると、かなり古い年代の石仏のようです。
遊歩道から外れた右ェ門石仏の奥の方にも、たくさんの石仏が並んでいました。

09a 遊歩道の七十一番石仏  09b 鬼城山の西門外側
( 09a 遊歩道の七十一番石仏 ) ( 09b 遊歩道の休憩所 )

東屋から笹のある坂道を登っていくと、シャクナゲが自生してふっくらとした蕾をつけていました。(写真10a)
さらに2~3分進むと、『 大師山・宮田古墳群 』 という標識があり、それによると遊歩道沿いに5世紀後半に築造された古墳が10数基存在しているとあります。
これらの古墳群から、剣、勾玉、銅鏡、純金の耳飾りなどが出土したとあります。

古墳群の標識の先は緩やかな下りになり、途中の大師堂の裏山にあたる林の中に、小さな祠がありました。(写真10b)

10a 遊歩道のシャクナゲ 10b 大師堂裏山の祠
( 10a 遊歩道のシャクナゲ ) ( 10b 大師堂裏山の祠 )

祠を過ぎると、やや急な落ち葉の下り坂になります。(写真11a)
つづら折りに坂道を数分下って行くと、大師堂が見えてきます。(写真11b)

11a 遊歩道を下る 11b 大師堂へ下る
( 11a 遊歩道を下る ) ( 11b 大師堂へ下る )

大師堂に着くと、下りてきた方から見て右手に本堂、手前に詠歌供養塔、そして奥の方に常夜燈という石燈が建っています。
大師堂は正面からだと小さな祠のように見えますが、側面からだとお堂らしく見えます。(写真12a) (写真12b)

12a 大師堂の正面 12b 大師堂の側面
( 12a 大師堂の正面 ) ( 12b 大師堂の側面 )

大師堂の右手には、詠歌供養塔が建っています。(写真13a)
詠歌供養塔の右側面には、弘法大師の名が彫られていました。供養のための弘法大師の詠歌が刻まれているかなと左側面も見ましたが、明治二十四年四月佛生日建立と彫られているだけでした。

大師堂正面の反対側には、五重塔の形をした常夜燈が建っています。
土台の部分に 『 永代常夜燈 』 と彫られていて、五重塔の塔の下の明かりを灯す部分には弘法大師の名が彫られています。(写真13b)

13a 詠歌供養塔 13b 明治33年建立の常夜燈
( 13a 詠歌供養塔 ) ( 13b 明治33年建立 常夜燈 )

大師堂を後にして杉林の道を5分ほど下っていくと、弘誓寺(ぐぜいじ)の境内が見えてきます。(写真14a)
弘誓寺の手前まで石仏は続いていて、番号を見ると十一番と彫られています。(写真14b)
ということは、弘誓寺の方から天満神社の方へ向かって、石仏の番号が付番されているようです。

14a 弘誓寺へ下る 14b 十一番の石仏
( 14a 弘誓寺へ下る ) ( 14b 十一番の石仏 )

弘誓寺の境内に入ると、まず鐘撞き堂が目につきます。(写真15a)
本堂は、お寺らしく比較的立派です。(写真15b)
弘誓寺は、大化年間に法道仙人によって創建され、808年に天台宗の開祖の伝教大師(最澄)により中興されたようです。

15a 弘誓寺の鐘撞き堂 15b 弘誓寺の本堂
( 15a 弘誓寺の鐘撞き堂 ) ( 15b 弘誓寺の本堂 )

今回の登山では、天満神社が登山口になり、弘誓寺(ぐぜいじ)が下山口になりました。(写真16a)
その間の所要時間は40分程度ですので、健康な方なら誰でも散策できるルートです。
弘誓寺から、次の目的地の黒豆の館へ向かいます。(写真16b)

16a 弘誓寺を下る 16b 黒豆の館へ向かう
( 16a 弘誓寺を下る ) ( 16b 黒豆の館へ向かう )

黒豆の館へ向かって2~3分進むと、右手に二ノ宮神社の鳥居がありました。(写真17a)
そして、そのすぐ下には弘誓寺の山門が建っています。(写真17b)
同じ場所に神社の鳥居と寺の山門・・・ 不思議な取り合せです。
山門の右の柱には天台宗 比叡山と表示され、左の柱には三尾山 弘誓寺と表示されています。(写真17b)
今年の6月の月例登山で登った三尾山の近くにあるこの弘誓寺の本山寺院が、天台宗の比叡山延暦寺であることを示しています。

17a 二ノ宮神社の鳥居 17b 弘誓寺の山門
( 17a 二ノ宮神社の鳥居 ) ( 17b 弘誓寺の山門 )

弘誓寺の山門の下の方には、まんまるく熟した柿が鈴なりに実っていました。(写真18a) (写真18b)
細長い渋柿と違って、丸くて美味しそうに見えますが、誰も採る人はいないみたいです。

18a 鈴なりの柿 18b 鈴なりの柿
( 18a 鈴なりの柿 ) ( 18b 鈴なりの柿 )

実りの柿の所から県道97号線へ出て北東へ10分ほど歩くと、黒豆の館が見えてきます。(写真19a)
黒豆の館の名称以外にも、地元新鮮野菜販売所というのと、篠山市地域活性化文化センターという名称もあります。(写真19b)
中では地元名産品などのみやげ物が多数販売され、バイキングなどの食事どころや軽食喫茶室などがあります。

19a 黒豆の館 19b 黒豆の館の入り口
( 19a 黒豆の館 ) ( 19b 黒豆の館の入り口 )

登山班と別れた市内散策班は、9時頃に篠山市内中央の篠山城跡の北側にある大正ロマン館を訪れています。(写真20a)
大正ロマン館は大正12年に建築された建物で、丹波篠山の特産品を使ったお土産物やレストランなどがあります。
大正ロマン館の外には、デカンショ祭りのマスコットキャラクターのデカボーがニヤリと笑って座っています。(写真20b)
日本六古窯の一つである丹波焼きで製作されているそうで、デカボーの右手甲に触ると、丹波篠山の民謡『 デカンショ節 』 が流れるそうです。

20a  大正ロマン館  20b 岩屋休憩所
( 20a 大正ロマン館 ) ( 20b 大正ロマン館のデカボー )

篠山城跡北出口の通りを大正ロマン館から100mほど北へ歩くと、ボタン鍋専門店のぼたん亭の大きなイノシシの看板が目を引きます。(写真21a) (写真21b)
この後の忘年会の料理が心待ちにしているボタン鍋なので、楽しみです。

21a ぼたん亭の看板 21b ぼたん亭の看板
( 21a ぼたん亭の看板 ) ( 21b ぼたん亭の看板 )

ぼたん亭から400mほど東へ行くと、春日神社への入り口があります。春日神社の鳥居の手前には、えびす神社の赤い鳥居が立っています。(写真22a)
奥の方の春日神社の鳥居をくぐって行くと、春日神社の山門があります。(写真22b)

22a えびす神社の鳥居 22b 春日神社の山門
( 22a えびす神社の鳥居 ) ( 22b 春日神社の山門 )

山門をくぐっていくと、奈良の春日大社から分霊された春日神社の本殿があります。(写真23a)
この神社の能舞台は第5代丹波篠山藩主の青山忠良(ただなが)によって建てられ、国の重要文化財に指定されているそうです。
能舞台の向かい側に、青山忠良公の顕彰碑が建てられています。(写真23b)

23a 春日神社の本殿 23b 青山忠良公 顕彰碑
( 23a 春日神社の本殿 ) ( 23b 青山忠良公 顕彰碑 )

春日神社の近くの市内観光案内標識には、春日神社能舞台、市指定史跡の玉水(たまみず)、河原町妻入商家群、丹波杜氏酒造記念館、篠山城跡などの案内があります。(写真24a)
訪れた所もあれば、まだ訪れてない所もあります。
目の前には歴史美術館の入り口もありますが、中に入る時間的余裕がありません。(写真24b)

24a 篠山市内案内標識 24b 歴史美術館入り口
( 24a 篠山市内案内標識 ) ( 24b 歴史美術館入り口 )

集合場所である味の郷土館の駐車場には、丹波黒大豆発祥の地記念碑があります。(写真25a)
丹波の黒豆は、お正月のおせち料理などに欠かせない食材として、古くから将軍家等へ献上されてきたことなどが碑文に書かれています。
味の郷土館の入り口脇には、天然しし鍋の幟が立てられています。(写真25b)
郷土館の中には、御食事所や新鮮農産物直売所、お土産物などがあります。

25a 丹波黒大豆発祥の地記念碑 25b 味の郷土館入り口
( 25a 丹波黒大豆発祥の地記念碑 ) ( 25b 味の郷土館入り口 )

味の郷土館で登山班と市内散策班が合流し、バスに乗って篠山市東側の王地山公園にある ささやま荘に向かいました。(写真26a) (写真26b)
11時から、ささやま荘の王地山まけきらい湯の天然温泉に入って 散策の疲れを癒し、12時からの大忘年会に臨みます。

26a 王地山公園ささやま荘 26b ささやま荘入り口
( 26a 王地山公園ささやま荘 ) ( 26b ささやま荘入り口 )

忘年会では、天然の猪肉ロースを使った特選鍋が用意されました。(写真27a) (写真27b)
白だしと牛乳を使ったコクとうまみのあるオリジナルぼたん鍋で、肉がやわらかかったのが印象的です。

27a ボタン鍋の肉 27b ボタン鍋の野菜
( 27a ぼたん鍋の肉 ) ( 27b ぼたん鍋の野菜 )

今年最後の月例登山を、天候に恵まれ、楽しい忘年ハイク、篠山市内散策、忘年会と締めくくることができ、感謝 です。


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