H25年7月の月例登山 明神山

登山日 2013年07月07日

7月の月例登山は、兵庫県姫路市夢前町の中央にある 明神山(みょうじんさん)へ登りました。
明神山は綺麗な三角錐の形をした単独峰で、播磨富士と呼ばれています。

今回の夏山登山は、男性11名、女性16名の計27名が参加しました。

登山ルートは、東側のCコースを北に向かって 屏風岩 → 観音岩 → くじら岩 → 合掌岩 → 地蔵岳 → 明神山頂 と登り、 西側のAコースを南に向かって 気合坂 → 新展望岩 → 夢展望岩 → マンモスの背 → 大黒岩 → 下山口(Aコース登山口) と下ります。(写真01a )

麓から見上げた明神山は、三角の頭が雲で少し霞んでいて頂上までは見えませんでした。(写真01b)

明神山は、山ヒル被害のシーズンになっているということなので、出発前に地元のボランティアガイドの方のアドバイスで、足回りに山ヒル忌避スプレーを掛けて備えました。山ヒル忌避スプレーは、登山口の 『 夢やかた 』 で入手できます。

【 それぞれの写真は クリックすると拡大表示されます 】

01a 明神山の登山コース 01b 麓から見た明神山
( 01a 明神山の登山コース ) ( 01b 麓から見た明神山 )

明神山の南側の『 夢やかた 』を背にして登山口へ向かうと、西コースと東コースの分岐点があります。(写真02a)
今回は東コースから登って西コースを下りてくるので、右手の東コースへ進みます。(写真02b)

02a 登山コース分岐点 02b 東コースへ向かう
( 02a 登山コース分岐点 ) ( 02b 東コースへ向かう )

分岐から1分ほどの所に、Cコースの登山口があります。登山口の標識には、( 岩尾根・鎖場ありベテラン向き ) と記載されています。(写真03a)
メンバー27名のうち半数以上が女性ですが、地元ボランティアガイドの方がご好意で同行してくれましたので、ありがたいです。
事前に下見をしているリーダーが先頭に立ち、午前9時ちょうどに登山口を登ります。(写真03b)

03a Cコース登山口 03b 登山口を登る
( 03a Cコース登山口 ) ( 03b 登山口を登る )

最初に目指すのは屏風岩ですが、屏風岩の下の斜面は傾斜がきつく、あらかじめ備え付けられているロープを伝って登っていきます。(写真04a) (写真04b)

04a 屏風岩下の登山道 04b 屏風岩下の登山道
( 04a 屏風岩下の登山道 ) ( 04b 屏風岩下の登山道 )

登山口から10分少々の所に、屏風岩の標識が立っていました。(写真05a)
見上げると大きな一枚岩で、標識を掛けてある木の高さよりも、ずっと高い絶壁です。(写真05b)
この絶壁の下の細い道を、廻り込むように進んで行きます。

05a 屏風岩の標識 05b 屏風岩
( 05a 屏風岩の標識 ) ( 05b 屏風岩 )

屏風岩から笹の小道や林を抜けて10分ほど登ると、進路正面に大雌岩という大きな岩が立ちはだかります。大雌岩の中央は、登山者一人がやっと通れるだけの狭い通路になっていて、Cコースではここを通らなければ頂上には行けません。通る姿を見ても、ギリギリという感じでした。(写真06a)
登りもきついですが、おなかの出ている人は、下りも厳しいかも知れません。(写真06b)

06a 大雌岩をすり抜ける 06b 大雌岩を振り返る
( 06a 大雌岩をすり抜ける ) ( 06b 大雌岩を振り返る )

大雌岩をすり抜けると、すぐ眼前に 『 観音様の腰掛岩 』 がある観音岩が見えます。(写真07a)
観音岩に登ると、南西の眼下には大きく岩屋池が見え、東南の方向には小さく長谷池が見えます。(写真07b)

07a 観音岩 07b 観音岩から見た長谷池
( 07a 観音岩 ) ( 07b 観音岩から見た長谷池 )

観音岩から明神山頂方面を見ると、『 観音様の腰掛岩 』のちょうど真上に、観音様が腰を掛けているように? 山頂が見えます。(写真08a)
観音岩から山頂方面に向かって2~3分進むと、『 馬の背 』 という馬の背中のような岩場の延長上にも、富士山をかたどった様な明神山の雄姿が見えます。(写真08b)

08a 観音岩から見た明神山頂 08b 馬の背から見た明神山頂
( 08a 観音岩から見た明神山 ) ( 08b 馬の背から見た明神山 )

馬の背を後にして、 C-3ポイントから 『 ぬくもりの森 』 というアカマツ林に入り、C4ポイントを抜けると、今度はくじら岩に辿り着きます。(写真09a)
馬の背からは、12~3分の所です。くじら岩の頭部には、大きなコブのような岩があるので、グループ登山の後続者はツマヅキ要注意です。(写真09b)

09a くじら岩を進む 09b くじら岩の頭部
( 09a くじら岩を進む ) ( 09b くじら岩の頭部 )

くじら岩から合掌岩までは、岩場の斜面が続きます。(写真10a)
斜面を登りながらも、周りの景色を楽しむことができます。(写真10b)

10a 合掌岩へ向かう 10b 合掌岩へ向かう途中の眺め
( 10a 合掌岩へ向かう ) ( 10b 合掌岩への途中の眺め )

明神山の見所や危険ポイントなどは、親切に同行してくださったボランティアガイドの方が、要所で教えてくださいました。写真11aに写っている最後尾の方が、そのボランティアガイドの方です。
半年前に明神山で地元の73歳の方とその孫娘の滑落事故があった際も、救助活動に参加されたとのことでした。
73歳の方は頭を強打して搬送先の病院で死亡が確認されたようですが、孫娘さんは無事だったようです。
合掌岩に登ると、遠くの山々の景色まで見渡すことができました。(写真11b)

11a 合掌岩の手前 11b 合掌岩からの眺め
( 11a 合掌岩の手前 ) ( 11b 合掌岩からの眺め )

合掌岩から10分ほど進むと、緑苔の生えた岩場を補助ロープを使って登って行きます。(写真12a)
登りきると、眼下の景色を楽しむことができます。(写真12b)

12a がまん坂へ向かう 12b 途中の眺め
( 12a がまん坂へ向かう ) ( 12b 途中の眺め )

合掌岩から20分ほどの所には、 『 がまん坂 』 という表示があります。(写真13a)
まだ七合目の手前で、体力的にも気力的にも疲れが溜まる頃合で、確かにがまんが要求されるキツイ登りです。(写真13b)

13a がまん坂を登る 13b がまん坂を登る
( 13a がまん坂を登る ) ( 13b がまん坂を登る )

前日の雨で落ち葉の登山道には湿り気があり、時おりユーモラスなきのこが顔を覗かせます。(写真14a) (写真14b)
ひょうきんな感じが、しんどい気持ちに少しは安らぎを与えてくれます。

14a がまん坂のキノコ  14b がまん坂のキノコ
( 14a がまん坂のキノコ ) ( 14b がまん坂のキノコ )

10時26分に七合目の地蔵岳に到着しました。(写真15a)
登山口からは、約1時間半弱です。ここで水分補給をして、がまん坂の疲れを癒すための休憩をとります。
5分弱休憩した後、胸突き八丁の八丁坂へ向かいます。(写真15b)

15a 地蔵岳の標識 15b 八丁坂へ向かう
( 15a 地蔵岳の標識 ) ( 15b 八丁坂へ向かう )

地蔵岳からは一旦急斜面をくだりますが、地蔵岳よりは景色が良くなります。(写真16a)
それから樫や楓の林を登って、八丁坂からは岩場になります。(写真16b)

16a 八丁坂へ向かう途中の眺め 16b 八丁坂を登る
( 16a 八丁坂への途中の眺め ) ( 16b 八丁坂を登る )

地蔵岳から40分、八丁坂からだと10分ほどの所で、最後の難関の九合目の岩場に差し掛かります。
九合目の手前は、ロープを使わないと登れません。(写真17a)
九合目の岩場も、這うような感じで登ります。(写真17b)

17a 九合目に向かう 17b 九合目を通過
( 17a 九合目に向かう ) ( 17b 九合目を通過 )

九合目を5分ほど這いつくばって登りきると、やっと明神山の頂上です。
山頂到着は11時15分、登山口からは2時間15分です。熱中症予防のため、水分補給と休憩を要所でとっているので、通常より時間が掛かっています。
山頂で最初に目に付くのは、大明神の祠です。(写真18a)
そのまま奥の方まで進むと、北西方面の山々を眺めることができます。(写真18b)
北西から西にかけて、氷ノ山、三室山、黒尾山、後山などを見ることができます。

18a 山頂の大明神の祠 18b 山頂から北西方面の眺め
( 18a 山頂の大明神の祠 ) ( 18b 山頂の北西方面の眺め )

頂上から東方面には、さらに展望が開けています。(写真19a)
ボンティアガイドの方が、東方面の山座同定展望図の前で、女性会員に山々の名前と方向を説明してくださっています。(写真19b)
東方面の山座同定展望図では、左手から右手にかけて、千ヶ峰、笠形山、七種山、七種薬師、鎌倉山 などを確認できます。
登ってくる途中にしばしば見えたピラミッド形の目立つ山が、七種薬師(なぐさやくし)であることが分かりました。

19a 山頂から東方面の眺め 19b 山頂から東方面の眺め
( 19a 山頂から東方面の眺め ) ( 19b 山頂から東方面の眺め )

山頂広場で45分ほど昼食休憩した後、正午にAコース方面へ下山を開始しました。(写真20a)
Aコースも頂上直下は傾斜がきついので、ロープを伝って下りて行きます。(写真20b)

20a 山頂から下山開始 20b ロープを掴んで下山
( 20a 山頂から下山開始 ) ( 20b ロープを掴んで下山 )

Cコースでは七合目の下に 『 がまん坂 』 というのがありましたが、Aコースでは九合目の下に 『 気合坂 』 というのがあります。
急斜面の落ち葉の気合坂を、ロープに掴まりながら下りて行きます。(写真21a) (写真21b )

21a 気合坂を下る 21b 気合坂を下る
( 21a 気合坂を下る ) ( 21b 気合坂を下る )

山頂から15分ほどで、八合目に着きました。(写真22a)
八合目の上の標識には明神山頂へ約12分と表示されていますが、下の八合目の標識には小さな文字で山頂まで約15分と表示されています。健脚と通常脚の違いかも知れません。
八合目から8分ほど下ると新展望岩があり、眼下に岩屋池や夢やかた方面が見渡せます。(写真22b)

22a 八合目の標識 22b 新展望岩からの眺め
( 22a 八合目の標識 ) ( 22b 新展望岩からの眺め )

新展望岩から15分ほど下ると、七合目と六合目の中間にある夢展望岩に着きます。(写真23a)
夢展望岩から東の方には、登ってきたCコースを見ることができます。(写真23b)
東の山々の中にひときわ目立つピラミッド形の山が、山頂で確認した七種薬師です。

23a 夢展望岩を進む 23b 夢展望岩からの眺め
( 23a 夢展望岩を進む ) ( 23b 夢展望岩からの眺め )

夢展望岩から六合目を通過し、西の丸を下って達磨岩の手前で、AコースからAuコースへの分岐があります。(写真24a)
分岐を右手に進むと、滑り坂、三ッ岩、天狗坂を経由してAコースの登山口に合流しますが、健脚向きのようです。
そのままロープを伝って、Aコースの方へ下りて行きます。(写真24b)

24a Aコース・AUコース分岐 24b Aコースを下る
( 24a A・AUコース分岐 ) ( 24b Aコースを下る )

分岐から10分ほどで、Aコースの名所の 『 マンモスの背 』 に辿り着きました。(写真25a)
眼下には下山口のある夢やかた方面を眺めることができます。
マンモスの背は傾斜がきつく滑りやすい岩なので、ロープを伝って下りて行きます。(写真25b)

25a マンモスの背からの眺め 25b マンモスの背を下る
( 25a マンモスの背上の眺め ) ( 25b マンモスの背を下る )

マンモスの背を下りきると、その下は大黒岩です。(写真26a)
大黒岩はAコースの登山口から登ってくる場合は、大黒さんのように大きな袋を担いだ岩に見えるかも知れませんが、上から下りてくる場合は、マンモスの尻尾の先みたいな感じで見落としてしまいます。
大黒岩からは、東にBコース登山道、その奥にCコース登山道、さらに奥には七種薬師などの山々が見えます。(写真26b)

26a 大黒岩の標識 26b 大黒岩からの眺め
( 26a 大黒岩の標識 ) ( 26b 大黒岩からの眺め )

下山口(Aコース登山口)には、13時40分頃到着しました。(写真27a)
山頂からは、途中の休憩を含めて約1時間40分です。
下山口には、アジサイの花が咲いていました。(写真27b)
明神山では地元ボランティアガイドの方に眺望のポイントや安全面で色々アドバイスをいただき、参加メンバーの誰も怪我をせず、楽しい登山になりました。 どうも、ありがとうございました。

27a 下山口(Aコース登山口) 27b 下山口のアジサイ
( 27a 下山口(Aコース登山口) ) ( 27b 下山口のアジサイ )

下山後は、明神山の東南側にある 香寺温泉・竹取の湯で 夏山の疲れを癒しました。(写真28a)
湯上りの後は、元登山部長が差し入れてくれた大玉のスイカを 全員でご馳走になりました。 (写真28b)
夏山では、熱中症の恐れがあるほど水分が汗として出ていきますので、美味しいスイカによる水分補給は最高です。

 28a 香寺温泉・竹取の湯 28b 入浴後のスイカ
( 28a 香寺温泉・竹取の湯 ) ( 28b 入浴後のスイカ )


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