会報の表紙の言葉

  
 神戸ツキワ登山会の会報は戦前の昭和6年に創刊され、激動の時代を乗り越えて 創立85周年にあたる平成24年においては 通算第63号を数えるまでになりました。
 近年では毎年5月の総会の時に発行・配布されており、ページ数が毎号100ページ程度あります。
 こちらでは 長い歴史を積み重ねてきた神戸ツキワ登山会の 会報の表紙の写真と その写真にまつわる 『 表紙の言葉 』 を紹介します。

 【 『 表紙の言葉 』 は 会報の中から転載しています。 】


平成22年の会報の表紙
 
平成22年のツキワ会報の表紙<br />

【表紙の言葉】

  私たちの神戸ツキワ登山会は山上に自前の会館を持つ全国でも数少ない誇らしい伝統を持つ登山会です。登山道に堂々と威容を誇るツキワ会館はいつ建てられたのか。
 昭和52年発行の「つきわ」第16号「五十周年記念号」の109頁に創始期からの沿革が述ベられていた。スペースの関係で全文引用できないのが残念だが、会館に関係する部分だけを要約すると、『茶店が建てられ、月見茶屋と命名されたのは昭和2年3月』と明記されている。
 残念ながら会館の建設時期については触れられていないが、『昭和34年10月、当時の第8代岡本会長は月見茶屋山本店主より会員の協力によってツキワ会館を購入した(敷地41坪・建物23坪)。』との記述がある。建設時期はこれより以前と思われるが、購入時期から数えても現在既に51年は経過していることになる。この間、色々な会合・行事・お稽古の会場として便利に利用されてきました。
 戦争・風水害・大震災にも耐え、その都度大小の修理・手当てはされ、また時代の変化とともに冷暖房設備設置・上下水道導入・トイレの水洗化なども行われてきました。
 ツキワの歴史と先人からの色々な思いのこもったこの文化財を今後とも維持管理するのは私たちの責任です。不測の事故に備えた付保なども検討し大切に守っていかなければなりません。

神吉一誠 ( 写真・文 )


 
平成22年の会報の裏表紙
 
平成22年のツキワ会報の裏表紙<br />
( 昭和9年当時の 会報の表紙の 復刻版です )

 昭和初期の月見茶屋の写真には、ラムネ八せん コーヒ五せん ミカン水五せん などの値札が見られ 当時の物価状況がうかがえます。 ミカン水というのは 今風に言えば オレンジジュースというところでしょうか。
 ちなみに 当時の年会費は 一円八十銭となっています。
 昭和九年の会報には、『会員数四百名を突破』という記載があり、当時は登山奨励部 投輪部 ピンポン部 囲碁部 出版部 体育部 弁論部 謡曲部 生花部 などが活動していたようです。


平成21年の会報の表紙 と 『 表紙の言葉 』 が 2ページにあります



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